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同田貫 Dotanuki (Body-slasher)

同田貫はもとは肥後の豪族菊池氏のお抱え鍛冶で戦国時代末期から関が原あたりまで
数多くの刀匠を輩出し非常に繁栄しました。

Dotanuki family was prosper from the last of Senngoku Jidai till Sekigahara War.

特に名を挙げたのが文禄元年(1592)の秀吉公による朝鮮征伐
(問題の有る表現かもしれませんが昔からの表現に従いました)
朝鮮側でいう壬辰の倭乱のときに先鋒の加藤清正公に従軍し釜山に渡って作刀し、
その刀が切れ味に関して数々の逸話を残したことです。
They were well-known in "Attack Korea" in 1592. They served in the war.

作風は実用刀であり反り浅く重ね厚く本位(にえほんい)で焼き幅の広い広直刃等を焼いています。

美術品という考えで行くと高い評価は得られませんが(「作位が低い」といいます)
有名であり値段もこなれているため実際の市場では非常に人気が高いです。
しかし実用刀ですから消耗したものがほとんどで程度のいいものはあまりないと聞きます。
上野介正国が一番有名です。
Dotanuki J.S. is uncouth and practical use. They has smaal Sori(Arch),heavy Kasane(Layer),
Niehonni(Boil trend),wide straight edge(note).

And their J.S. made a name for their well-cutting and toughness. Dotanuki is not
an artistic J.S. But not so expensive and very popular.


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